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ddd 172

感じる箱展―grafの考えるグラフィックデザインの実験と検証

  • 多面的にデフォルメされた構造体である箱。それは立体と平面の中間のような存在として捉えることができ、またその用途には様々な可能性が潜んでいて、用途に応じて関わる人や置かれている空間との関係性が変化する。グラフィックデザイン事務所であると同時に設計、プロダクトにもたずさわり、家具の生産もするgrafにとって、箱を様々な切り口で捉えることで、空間性や立体性、たたずまい、人との関係性といった要素を意識するような、グラフィック表現の新たな可能性を探る機会となった。

  • ID

    ddd_172

  • 展覧会名

    感じる箱展―grafの考えるグラフィックデザインの実験と検証

  • 開催期間

    2010年01月19日–2010年03月13日

  • 展覧会タイプ

    ddd企画展

  • 会場

    ddd難波 (大阪)

  • ポスターデザイン

  • 2010年01月19日
    ギャラリートーク
    なんばSSビル

    グラフィックにプロダクト、大工や家具職人、シェフ、様々なカテゴリーの集団であるgraf。「暮らしをつくる」ことをコンセプトとしている彼らならではの展覧会での表現方法とは? そこから出てきた「箱」をキーワードに、二次元を三次元に、三次元を二次元に置き換える、つまり平面であるグラフィックを扱いながらも空間性を意識する彼らの思考を伝えた。

  • ギャラリートーク
    なんばSSビル

    服部氏が待ち望んでいたという三木氏との対談のテーマはずばり「デザインって何?」 三木氏が中学生向けに行った講義をもとに、近頃考えるデザインのあれこれを明快な言葉と文脈で語った。経験や感覚を引き出すデザインをしたい、行為をデザインの中に持ち込みたいーより人間の感度に近いところを目指している点が、2人の共通点のひとつ。

会場写真

関連項目

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