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ddd 165

真 and / or 善 杉崎真之助と高橋善丸のグラフィックデザイン

  • 2人のデザイナーが制作する日々の中で育んできたエッセンスを抽出し、構築と造形というそれぞれの特徴的なスタイルに焦点をあてることで、コミュニケーションデザインの原点を探る。テーマは「真 and/or 善」。共通性のANDと独自性のOR。情報と印象を構築する杉崎、情感と湿度の造形を追求する高橋。同大学で同学年。ともに大阪を拠点に活躍。コミュニケーションデザインの領域が拡大・拡散していく現在、もう一度ポスターという表現でグラフィックデザインの本質に迫った。本展のための新作を中心に、過去の作品からセレクトしたポスター約40点を加えて展示。

  • ID

    ddd_165

  • 展覧会名

    真 and / or 善 杉崎真之助と高橋善丸のグラフィックデザイン

  • 開催期間

    2008年11月25日–2008年12月24日

  • 展覧会タイプ

    ddd企画展

  • 会場

    ddd難波 (大阪)

  • ポスターデザイン

  • 2008年11月25日
    ギャラリートーク
    なんばSSビル

    物理学的アプロ―チで構築的なデザインをする杉崎氏と、文学的アプローチで質感、湿度ある情感的なデザインをする高橋氏。2人展を通じて、これまでのやり方、表現と少し違った面も見せ始めたのは、相互に何かが生まれている故でしょうか。各々のデザイン観やコミュニケーション論を、確固とした信念で語ります。グラフィックデザインは時代を語る文化であり、後に歴史的事実として残らないようなごく一般的な出来事も、その時代のグラフィックデザインを見ればリアルに雄弁に語られているはずだと高橋氏が言えば、デザイナーである限り歴史の連続の中のひとコマにいるという意識が大切と杉崎氏。デザインと真摯に向き合う2人の姿がうかがえました。

会場写真

展示記録・撮影: 奥脇 孝一

関連項目

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